第7回 「きおくより、きろくです」
199X年、ゲームの主力がCD−ROMに移りゆく中、
ひたすらゲームソフトを集める男がいました。
「全てのゲームは、ここに集まる。」
みなさん、どこかで聞いたことがあるキャッチフレーズ
かもしれませんが、この言葉こそあの男にふさわしい言葉でしょう。
なぜなら、ライトユーザーが登場するよりも前に
この世にライトなゲームコレクター、
つまり、ライトゲームコレクターが誕生しているからです。
まだインターネットが一般的ではない時代、
ライトなゲームコレクターを志したあの男の物語を
少しずつ連ねていきます。
ゲームを集めようと思った時
自分がどのゲームを持っているかということは
大抵の人が認識していると思います。
遊びたいゲームを買ってすぐに遊んでいるようなら
自分がどのゲームを持っていて
どのゲームを持っていないか
わかるはずです。
しかし、ゲームを集め始め、
やみくもに買いまくっていると
いずれ、自分がどのゲームを持っているか
わからなくなります。
どんなに記憶力に自信がある方でも、です。
あの男も記憶力には自信があったようですが、
ただやみくもに買っているうちに
ゲームをダブって買ってしまったことがあったようですよ。
そうは言っても
ゲームコレクターと呼ばれる方の中には
いくらでもダブリソフトを買ってしまう人もいます。
安ければダブりでも買ってしまうのが
ゲームコレクターだと思っている人もいます。
しかし、ゲームコレクターとて
予算も部屋のスペースも無限にはありませんし、
少しはエコについて考えなくてはなりません。
また、他のゲームコレクターのために
買わずに残しておいてあげる
優しさも必要というものでしょう。
つまり、ダブリを買わずに済ませるための
施策が必要なのです。
当然、記憶力以外に、ですよ。
さて、どうしましょう?
最初に思いつくのは、
自分が持っているゲームソフトを
一通り紙に書いて持ち歩いてみること。
でも、この方法は数が増えるたびに
リストへの追加が必要で
しかもあいうえお順にソートしないといけないので
結局、リストの書き直しが必要になります。
さらに、サブタイトルの有無で
別のゲームになってしまうゲームや
パッケージとカートリッジでは微妙に
タイトルが違うゲームなど
昔のゲームソフトには厄介な問題が山積しているため、
持っているゲームソフトと欲しいゲームソフトの
タイトルを合わせたリストが欲しくなります。
こうなると、パソコンで管理した方が楽になります。
自分のパソコンにエクセルが入っているのなら
ひとまず持っているゲームソフトと欲しいゲームソフトの
タイトルとタイトルの振り仮名、
ハード名と所有未所有について
一通り書いていきましょう。
そして、振り仮名でソートしたら
プリントして持ち歩きましょう。
これこそ、あの男が14年前に実践していたことなのです。
この物語、信じるか信じないかはあなた次第。
信じる人には、いずれ第8回が訪れることでしょう。
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酒缶
ゲームが面白いことを世の中に伝えたい!
その目的のためなら、自分の職業が
ライターであろうと、クリエイターであろうと、
ゲーマーであろうと、コレクターであろうと、
どうでもいいじゃないか!
と常々思いながら生きながらえている
ゲームとの接し方は極めてライトな三十路男。
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