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SEGAMANIA
 segabitの 
セガ人語り
Written By segabit    

(9月号を読む)をを〜豪華連載陣の復活だ〜。
やっぱどれも読み応えあるよね。
Tenさんの、ゆる〜い書き出しと
今月の一本との文体のギャップは相変わらずナイスだし、
YaPさんの「努力と結果」についての見解は流石の一言だし、
米本 実さんの「ピコピコバルトロン館」も傑作だし・・・って、
あり?なんかタイトル間違ってる様な。まーいーや。
とにもかくにも、連載再開は一読者としてありがたやありがたや、
だね!そう言えば10月から
ハ○ター×ハ○ターの連載も再開するんだっけ。
今回は一体どれだけ続くことやら・・・。

おっと、失礼しました。
相変わらずSTAFF兼読者というスタンスのsegabitです。
いや〜、9月号は編集長もSTAFFの皆さんも夏の間に充電完了!
てな感じで気合いの入った内容でしたね〜。
どこを取っても非常に楽しめます。
そんな中にあって、8月31日に慌てて仕上げた夏休みの宿題の様な、
内容云々よりもとにかく終わらせる事重視の
グダグダな長文駄文を書いた犯人は私ですすいません。
そんなイカレセガ野郎のコラムですが、
困った事に今回も休載する事なく掲載されてしまいました。
相変わらず小学生の宿題の読書感想文並に稚拙な内容ですが、
担任の先生にでもなったつもりで読み進めるのもまた一興かと。
「もっとがんばりましょう」ハンコ、随時受付中です。

前回は、「セガ」のマイナス点について書きました。
確かに、多人数で楽しめるタイトルが少ないのは寂しいですね。
あと、標準パッドはよくぞここまでという程使い辛いし、
付属のミニレバーなんぞ装着してプレイしようものなら
確実に親指が悲鳴を上げるし、
ポーズボタンが本体についている為に
ゲームを即座に中断させるのが困難だし、
そもそもポーズボタンを押すとバグりやすいし、
「コンゴボンゴ」は「ドンキーコング」のパクリだと
しょっちゅう言われるし、
「剣聖伝」と「聖剣伝説」はタイトルが紛らわしいし・・・って違う!
今回はマイナス点を挙げる話じゃない!
あのソフトの発売を記念して、「セガ」ソフトのレビューをするんだってば!
てな訳で今回は、「今こそ再評価されるべき名作」として、
このソフトのご紹介致します。



発売されたソフトとは勿論、
プレイステーション2の
「SEGA AGES 2500シリーズ vol.33 ファンタジーゾーンコンプリートコレクション」です。
ユーザーの皆さん、当然買いましたよね?
えええ!!買ってない!?それはいけません。
「セガ」タイトルが4つも収録されているというだけでも十分なのに
リメイクバージョンまで遊べるのですよ。
勿論オリジナルのアーケード版もあるし、
その上・・・ええい面倒だ、全収録タイトルを一気に書き出してしまえ!

過去作収録タイトル
・ファンタジーゾーン(アーケード版)
・ファンタジーゾーン(「セガ」版)
・ファンタジーゾーン2 オパオパの涙(「セガ」版)
・ファンタジーゾーン2 オパオパの涙(アーケード版)
・ファンタジーゾ−ンGEAR オパオパJr.の冒険(ゲームギア版)
・オパオパ(「セガ」版)
・オパオパ(アーケード版)
・ファンタジーゾーン ザ メイズ(オパオパの海外マスターシステム版)
・ギャラクティックプロテクター(「セガ」版)
・スーパーファンタジーゾーン(メガドライブ版)

リメイク作収録タイトル
・ファンタジーゾーン2 オパオパの涙(「セガ」版のリメイク)
・ファンタジーゾ−ン ネオクラシック(ファミコン版のリメイク)

う〜む・・・壮観です。
これだけのタイトルが一本のソフトに収まっているのか・・・。
しかも、ファンタジーゾーンのアーケード版と「セガ」版には
いくつかのバージョンが存在しますが、
それすらもしっかりとサポートされています。
驚きなのが、セガのみならずサンソフトも
このソフトの製作に協力している事です。
スーパーファンタジーゾーンに加えて、
ファミコン版ファンタジーゾーンが
ネオクラシックという名でリメイクされて生まれ変わったり・・・
もう素晴らし過ぎですね。
欲を言えば、このファンタジーゾーンプロジェクトにNECも加わって、
PCエンジン版ファンタジーゾーンと、
ついでに幻のスペースファン・・・あ、いやいや。
と、とにかく!こんな凄過ぎる内容のソフトが、
なんと定価2500円(税別)ですよ奥さん!
更に今ならダイナミックキャンペーン中につき、
何と同じソフトがもう一本付いてくるというあまり嬉しくない特典・・・
あ、いや、失礼しました。
思わずテレビショッピングなノリになっちゃいましたが、
何はともあれゲーマー、
特にシューティングゲーマーかつレトロゲーマーであれば、
間違いなく「買い」の一本でありましょう。

さて、そろそろ本来のレビューを始めましょう。
今回ご紹介する「ファンタジーゾーン2 オパオパの涙」は、
タイトル通りファンタジーゾーンの続編として発売されました。
但し、アーケード版のファンタジーゾーンではなく、
「セガ」版のファンタジーゾーンの続編です。
つまり、移植作品ではなく、「セガ」のオリジナル作品なのです。
以前、「セガ」のソフトは
アーケードの有名タイトルが豊富なのでタイトルだけ見れば派手、
しかし肝心の内容はハードスペックが極端に違うから地味、と書きました。
ですが本作は、
タイトルはアーケードの有名タイトルの続編なので派手なのは勿論、
内容も移植作品ではなく「セガ」オリジナル作品故、
移植の際のハードスペックによる劣化という呪縛から解き放たれている為、
地味になる要素がないのです。
更に言えば、コンシューマならではの要素を新たに盛り込み、
新たなゲーム性を生み出す事すら許されているのです。
これでつまらないゲームになる訳がない!

しかし当時、本作を取り巻く環境は決して恵まれてはいませんでした。
アーケードではなく「セガ」での続編である事、
前作と大きく異なったゲーム性、これらの要素により、
前作のアーケード版からのファンの間では本作は賛否両論だったのです。
特に問題視されたのは後者。前作に比べて、
本作はあらゆる点で別物と言える程の変貌を遂げてしまったのです。
一体、どんなゲームになってしまったのでしょうか?

それを語る前にまず、
改めて前作ファンタジーゾーンのゲームシステムを
簡単におさらいしてみましょう。
このゲームは任意横スクロールのシューティングです。
左右無限スクロールするラウンド上の前線基地を
全て破壊するとボスが現れ、これを倒すと面クリアです。
敵を倒すとコインが出現し、これを取ると所持金が増えます。
このお金を元手に、
時々現れるパーツショップで武器やエンジン等を購入する事で、
自機をパワーアップさせる事が出来ます。
まあ大雑把に言うとこんな所でしょうか。

さて、そんなファンタジーゾーンは続編でどうなったのでしょうか?
実は、前線基地を全滅させてボス戦、
獲得したお金でパーツを購入してパワーアップ、
この大筋のシステムに関してはそのまま、全く変更がありません。
これだけ見ると、さほど大きな差が無い様に思われるかも知れませんが、
問題はその枝葉の部分のシステムの変更です。
以下に、それを具体的に挙げていきましょう。

1.面単位のボリュームの増加
本作では、一つの面を3〜5個のシーンで構成し、
各シーンをワープトンネルで行き来するというシステムにになっています。
前作では1面1シーンだったので、
各面のボリュームは単純に3〜5倍に広がったと言えます。
それ故に、前線基地の数も大幅に増えました。
勿論、全滅しなければボス戦に進めないのは前作同様です。
なので、前線基地を全て破壊するには前作以上に時間がかかりますし、
もし破壊漏れがあると、
前線基地を求めてシーン間をあちこち飛び回るハメになります。

2.固定相場制
前作で出現するコインの金額は、
前線基地やボスを早く倒せば倒す程高額になり、
逆に時間をかけてしまうと減額されるという、
いわゆる変動相場制だったのですが、
本作では完全に固定相場制となりました。
つまり、攻略に時間がかかろうとかかるまいと、
出現するお金の額面は全く変わらないのです。
なので、慌てず騒がずじっくりゆっくりと、
気の済むまで金稼ぎをする事も可能になりました。

3.一発死制の廃止
前作では自機は一発死でした。
また、一発死を防止するパーツも存在しませんでした。
それに対し本作はライフ制となっています。
あるパーツを購入する事によってライフゲージが増加し、
それにより一発死の恐怖から逃れる事が出来るのです。
更に、敵の攻撃をある程度防ぐ事が出来るパーツまで存在します。

4.1周END
前作は、最終ボスを倒してエンディングを迎えた後、
難易度が上昇した2周目がスタートしたのですが、
本作はエンディングメッセージが流れた後、
問答無用でタイトル画面に戻ってしまうのです。
つまり、2周目以降が無いのです。

この4つが大きな変更点です。
これらの要素から、前作のアーケード版のファンからは
「テンポが悪くなった」「簡単過ぎる」
という否定的な意見が出てしまったのです。
一つの面クリアに要する時間が前作とは比べ物にならない程長くなった、
お金はじっくり時間をかけて稼ぎ放題、
ライフ制故になかなかゲームオーバーになり難い上に
一発死の緊張感が希薄になった、
その上更なる高みを目指そうとも2周目以降が無い・・・
前作のファンでかつやりこみ派の上級プレイヤーには、
これらは非常に許し難い変更点であると言えるでしょう。

では、本作は失敗だったのでしょうか?
いいえ、決してそんな事はありません。
上記の様な不満を訴えるユーザーは、
主に前作のアーケード版のファン。
当然ながら、「セガ」ユーザーにはそうでないゲーマーも沢山いました。
そういうゲーマーには、難易度が低くなって遊びやすく変更された分、
この続編はむしろ歓迎されました。
特筆すべきは、家庭用オリジナルならではのやり込み要素が、
本作の面白さを一層際立たせている事です。

まず、パーツショップの固定化と大幅に増えたパーツの種類。
これにより、パーツがいつでも購入可能になり、
ショップで行う武器の切り替えも好きなタイミングで行える様になりました。
但し、ショップによって売っているパーツが違います。
ですので、前作以上に戦略性が増し、
それが様々な攻略法を生み出す楽しさに繋がりました。

次に、ライフ関連のパーツの扱い。
本作はライフ制ですが、初期状態のライフは僅か1目盛り。
敵に体当たりするとライフは1目盛り分減りますから、
ゲーム開始直後は一発死なのです。
ですからライフを増やしたい所なのですが、
ライフゲージを長くするパーツも、
ライフを回復するパーツも、
面の特定箇所を攻撃すると出現する隠れパーツで入手するか、
同様の方法で出現する隠れショップで購入するしかないのです。
つまり、パーツでありながら通常のショップでは入手出来ず、
各面をじっくり回ってその在りかを探すしかないのです。
と言っても、しらみ潰しに探す必要はなく、
その殆どが背景を目印にすればわかる所ばかり。
「ここはちょっと怪しいな」という場所には大抵何かあります。
この辺のバランスもまた絶妙なのです。

勿論、前作ファンタジーゾーンの独特な世界観は極力崩さず、
その中で新たなストーリーやキャラクターを生み出し、
続編に相応しい形の内容となっています。
加えて、FMサウンドによるBGMも非常に素晴らしく、聴き応えがあります。

以上の様に本作は、否定される部分もありましたが、
総合的に見て
「セガ」の名作の一つに数えられるべきタイトルになったと私は思います。
恐らく「セガ」ユーザーは、
「セガ」ソフトのベスト5を挙げろと言われたら、
ほぼ確実に本作をその一つに入れる事でしょう。

ところが、当時に於ける本作の知名度は、
極めて低い物でした。
セガの有名タイトルの続編という事で、
本来ならその存在はもっと多くのゲーマーに知れ渡るべきなのですが、
残念ながらそうは行かなかったのです。
当時あまり売れなかった「セガ」での発売だった事、
前作のアーケード版のファンに認められなかった事の他に、
ファミコンに移植された本作があまりにも残念な出来であった事から、
元を知らないファミコンユーザーから不当に低く見られた事も
要因の一つであったと考えられます。
要するに本作は、「埋もれた名作」だったのです。

だからこそ、
「SEGA AGES 2500シリーズ vol.33 ファンタジーゾーンコンプリートコレクション」
として生まれ変わった現代、
少しでも多くのゲーマーに再評価して頂きたいのです。
「セガ」の名作の一つ「ファンタジーゾーン2 オパオパの涙」を!
「え?ファンタジーゾーンに2なんてあったの?
メガドラのスーパーじゃなくて?」
なんてゲーマーも
「タイトルは聞いた事あるけどやった事はないな〜
あんな負け組ハードのソフトなんてうぷぷぷぷ」
なんてゲーマーも、是非一度プレイしてみて下さい。
今プレイしても十分楽しめるゲームだと私は思っています。
また、「セガ」の続編である事が納得行かなかった
前作アーケード版のファンの皆さんも、
もし2がアーケード版の新作として生まれていたらという、
歴史のIFをコンセプトに作られたリメイク版なら納得出来るかも知れません。
それを確かめる意味でもプレイしてみましょう。

ついでに、ちょっぴりネタバレになってしまいますが、
リメイク版のファンタジーゾーン2のトゥルーエンディングで、
「ファンタジーゾーン3に続くよお」というメッセージが出る様なので、
近い将来にWiiウェア辺りで続編が発売されるかも・・・
その時の為に予習としてプレイしておくのもまた一興です。

ゲーマーの皆さん、お願いします。
今こそ再評価して下さい。「セガ」生まれの埋もれた名作を!!

今回はここまで。次回は意外な展開になるかも?







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segabit

生年月日
1972年11月14日
(キムタクと一日違い)

性別


血液型
O型

現在の生息地
愛知県名古屋市
(出身地は静岡県磐田市)

所有ハード
マスターシステム、セガマークIII、メガドライブ、メガドライブ2、メガジェット、メガCD2、スーパー32X、セガサターン、ドリームキャスト、キッズギア、EDUCATION GEAR(日本版マルチメガ)、MASTER SYSTEM(US)、MASTER SYSTEM 2(US)、GENESIS、GENESIS 2、GENESIS 3、MEGA DRIVE(EU)、SEGA CD、NOMAD、GENESIS CDX、MULTI-MEGA(EU)、SEGA SATURN(US)、Dreamcast(US)、GAME GEAR(US)、PSOne、スワンクリスタル、Xbox、Xbox(US)、Xbox360、ニンテンドーDS、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロ、Wii

称号
セガリアン
(セガコミュニティの杉リンさんより授与)

おまけ
実は柴門ふみ先生の大ファン。

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