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生涯一ゲーマー
Written By Ten   


今月の1本


バイナリィランド
ファミリーコンピュータ/ハドソン/1985.12.02


バイナリィランドはハドソンより発売されたパズルアクション。
2匹のペンギン、グリンとマロンを操作してラウンドクリアを目指す。
どちらか一方を自機として選択するのだが、
選択されなかった方は自機とは左右反対の動きをする。
(たとえ有機生命体であろうと、「自機」と表現するのはゲーム史における文化であり、ゲーマーとしての矜持である。)

プレイしてみればわかることだが、このゲーム、
片側だけではお世辞にも「面白い」とは評価できない。
自機を動かし、スプレーを噴射し、ゴールに辿り着くだけであれば苦もなくラウンドクリアすることができるだろう。
ゲームとして成立しないと言っても過言ではない。

それを、「左右対称」という要素だけでここまで昇華したのは特筆に価する。
対象が2体になり、かつ左右の動きが逆方向になるというわずかな要素が追加されるだけで、
人間の処理能力はとたんに限界に近づき、
それに比例するようにこのゲームの奥深さが広がるのである。
その深さは、片目でスターフォースをプレイしたぐらいでは簡単に埋められるものではない。
(いや、埋められるのかもしれないが。誰か検証求む。)
「鏡の国に閉じ込められた」という設定と、
2匹のペンギン、さらには愛の結晶という隠し要素で右と左、
男と女、愛と喜びを封じ込めたこのゲームの奥深さは、
まさに文字通りのbinarY・landなのだ。

2匹が同時にゴールに到達すると、
「歓喜の歌」がプレイヤーにラウンドクリアを知らせる。
ひとりの友を、優しい妻を得た者にのみ次のラウンドへの扉は開かれる。
そしてそれができなかった者は、泣きながら去るしかないのである。




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Ten


出身地
埼玉県熊谷市

生年月日
1975.03.18

性別


趣味
・二度寝(目覚ましごときには負けない)
・読書(週1〜2冊は読みたい)
・野球観戦(ホークスファン)
・買い物(ゲーム購入→積み)


Link
俺んトコ。

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