今月の1本

キャプテン翼II スーパーストライカー
ファミリーコンピュータ/テクモ/1990.07.20
1980年代に週刊少年ジャンプ(集英社)
で連載されていたキャプテン翼は、
多彩なキャラクターや意外に深いストーリー、
現実的でない必殺シュートなどで日本におけるサッカー人気の向上に
大いに貢献した名作として知られている。
そのキャプテン翼が最初にゲーム化されたのは1988年。
スポーツを題材としたゲームであれば十中八九アクションゲーム、
という時代にコマンド選択式のシミュレーションとして発売された
「キャプテン翼(FC/テクモ)」である。
その続編である本作は、
前作で好評だったシステム部分には大きな変更は加えられていない。
それでも、前作でなくあえて本作を取り上げたのは、
そのストーリーである。
前作が原作のストーリーに沿って進行するのに対し、
本作は原作の「その後」を描いたオリジナルストーリーとなっている。
原作モノの他ジャンルへの展開といえば
原作ファンからの不満・批判が出ることもよくあることであるが、
本作はそれがほとんどなく、それどころか、
原作終了後数年にわたって本作のストーリー、
キャラクターをベースに続編が作られているぐらいである。
その後、漫画の方で「ワールドユース編」が開始され、
ゲームのストーリーが『正伝』となることはなかったが、
これだけファンに受け入れられるオリジナルストーリーを
生み出したスタッフには賞賛を贈りたい。
北京オリンピックは無事終了し、
サッカーはアルゼンチンの五輪連覇で幕を下ろした。
日本代表はといえば惨憺たる結果であったが、
いつの日か本作のエンディングのように、
日本サッカーが世界の舞台で祝杯をあげることを想像することは
決して荒唐無稽な夢物語ではないだろう。
なぜなら日本は、「キャプテン翼」を生み出した国なのだから。
月刊FAMICOMANIA Tenの記事一覧はこちらです。
|

Ten
出身地
埼玉県熊谷市
生年月日
1975.03.18
性別
♂
趣味
・二度寝(目覚ましごときには負けない)
・読書(週1〜2冊は読みたい)
・野球観戦(ホークスファン)
・買い物(ゲーム購入→積み)
Link
俺んトコ。
↑Webmaster:Ten
|